『ローカルクリエーター』出版記念トーク/リエゾンセンター・ライブラリー主催のブックイベントに登壇しました♪
2022年2月24日、グッドデザイン賞を主催する日本デザイン振興会が運営するリエゾンセンター・ライブラリーから提案を受けて、地方発本『ローカルクリエーター』のオンライントークライブをおこないました。
当初はひとりで話をする予定でしたが、「Uターン」がテーマになっていることもあって、『ローカルクリエーター』にもご登場いただいた藏光農園の藏光さんご夫婦にスペシャルゲストで登壇していただきました。
ユーチューブのアーカイブを掲載いたしますので、ご興味ある方はぜひご覧ください♪
***
書籍『ローカルクリエーター』出版記念トーク 「これからの地方をつくるローカルクリエーターとは」【リエゾンセンター ・ライブラリーのブックイベント】
「リエゾンセンター・ライブラリー」は、東京ミッドタウン・デザインハブ内に月10日ほどオープンするデザインライブラリー。「リエゾンセンター・ライブラリーのブックイベント」として、ライブラリーに届いたデザイン関連の新刊本の著者の方などをゲストにお迎えし、書籍やそのテーマを深掘りするオンライン・トークを開催しています。
今回は、「ローカルクリエーター これからの地方をつくるのは『きみたち』だ」の出版記念として、編著者のスタブロブックス代表・高橋武男さんのトークイベントを開催します。
高橋さんご自身も東京や大阪で編集者・ライターとして経験を重ねたあと、故郷の兵庫県加東市で出版社を起業したローカルクリエーターのおひとり。
地元にUターンして見えてきたのは、「出版などクリエイティブな仕事をするのに地方は向いている」ということ。そんなご自身の経験にもとづいた、ローカルのワークスタイルや仕事上のメリット、今ローカルにどんな人材が必要とされているかなどのお話から、「前向きなUターン」を考えます!
後半は書籍にも登場される藏光農園のお二人にもご登場いただきます。ご実家に戦略的にUターンした俊輔さん、都会生まれ都会育ちで世界を相手にマーケティングに従事していた綾子さん、お二人のご経験からもこれからの「働き方」のイメージが見つかりそうです。
***
『ローカルクリエーター』出版記念トーク
「これからの地方をつくるローカルクリエーターとは」
ゲスト:
高橋武男さん(著者/スタブロブックス株式会社 代表取締役)
藏光俊輔さん・藏光綾子さん( 藏光農園 経営者)
【ゲスト】
高橋 武男 (たかはし たけお)
スタブロブックス株式会社 代表取締役
1977年兵庫県加東市生まれ。関西外国語大学卒業。コピーライター、書籍編集者を経て、2008年にフリーランスの編集ライターとして独立。ビジネス書のブックライターとして70冊以上の執筆を手がける。2014年に加東市にUターン移住し、以降、田舎と都会を往復しながらライター活動を継続。「自然あふれる田舎の自宅をオフィスにして、好きな仕事をして暮らす」という高校時代に夢見たライフスタイルを実現させる。2020年、スタブロブックス株式会社を設立。
藏光農園
https://www.kuramitsu-farm.com
写真右:藏光俊輔(くらみつしゅんすけ)
1979年和歌山県日高川町生まれ。京都大学農学部を卒業し、高級着物販売に携わる。2011年より実家にUターンし、就農。「田舎8割、都会2割」を合言葉に、都会と積極的につながりをつくっている。2020年に父親より藏光農園を承継。
写真左:藏光綾子(くらみつあやこ)
東京生まれ、大阪育ち。京都大学経済学部を卒業後、大手自動車メーカーにて企画などに携わる。結婚を機に夫と共に和歌山県に移住し、就農。初体験の田舎暮らしと農作業の様子をブログにて10年間、毎日配信している。
<書籍紹介>
『ローカルクリエーター』
発行:スタブロブックス株式会社
著者:スタブロブックス編著
税込み定価:1,800円+税
発売:2021年12月15日
A5判並製本・216頁
ISBN:978-4-910371-03-0 C0036
高橋さんよりメッセージ:
地方を拠点に好きな仕事(クリエイティブワーク)で付加価値を生み、得た利益を地元に引き込む――そんなこれからの地方づくりの在り方をテーマにした本です。生まれ育った地元に貢献したい。地方に住み働くことに魅力を感じる。そうした思いを持つクリエーターや学生の皆さんに向けたメッセージが詰まっています。
目次
はじめに
プロローグ 出でよ、ローカルクリエーター
第1章 今こそ地方をクリエイティブ拠点に
第2章 地方を元気にする「ローカルシティワーク」という働き方、暮らし方
第3章 地方で活躍する「プロフェッショナルズ」ファイル
エピローグ ローカルクリエーターこそ、地方活性化の主体者たれ
おわりに
装丁 山田和寛(nipponia)
本文デザイン・図版 松好那名(matt’s work)
校正 株式会社ぷれす