『紫式部が愛した紙』が神戸新聞朝刊で取り上げられました♪
書籍情報 2024.07.13
『紫式部が愛した紙』の著者、戸田善規さんの取材記事が神戸新聞(7月13日朝刊、北播面)に掲載されました。
源氏物語は杉原紙に書かれた? 元多可町長・戸田さん、謎に迫る著作 原本なく…史実たどり確信に
有料記事となりますので、Web版の読めるところだけ以下記載いたします。
NHK大河ドラマ「光る君へ」で注目が集まる紫式部が「源氏物語」を書き上げた和紙は何だったのか-。元多可町長の戸田善規さん(71)=多可町加美区=が、その謎に迫った著作「紫式部が愛した紙」(スタブロブックス)を7月末に発刊する。戸田さんが導き出したかった結論は多可町の「杉原紙」。大正期にいったん途絶え、復活した県伝統工芸品の手すき和紙だ。さて、戸田さんはその結論までたどり着けたのか。(小西隆久)
戸田さんは国会議員の公設秘書や旧加美町議などを経て2000年、旧加美町長に就任。2005年からは、旧中、加美、八千代の3町合併でできた多可町の町長を3期12年務めた。
退職後は和紙博物館「寿岳文庫」(多可町加美区)で語り部ボランティアを務める。「このままでは杉原紙の歴史が絶えてしまう」と危機感を募らせ、魅力と価値を広く伝えたいと考えていたところ、紫式部を主人公とするNHK大河ドラマが始まることを知った。