『地元人 創刊号：兵庫加東』が「内閣府地方創生推進事務局長賞」を受賞しました
2025年10月28日（火）に東京・銀座の観世能楽堂で「日本地域コンテンツ大賞2025」が開催されました。
地方創生部門にノミネートされていた『地元人 創刊号：兵庫加東』は「内閣府地方創生推進事務局長賞」を受賞。
https://award.jnsca.jp/
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000010.000163939.html
以下、スタブロブックス代表によるコメントです。
悔しい受賞となりました。地域の本質的な価値とは何かを地元の本づくりチームで地を這いながら考え、完成させた『地元人』。衰退していく出版業界の消えゆく雑誌のようなものをつくりたくなくて、本という媒体を通じて地元を見つめ直し、誇り直すために、わかりやすさが求められる中でその真逆をいくような地元人という表現スタイルにわざわざ挑戦しました。この『地元人』を理解し、強く推していただいた審査員の皆さまに感謝いたします。次世代の感性を取り込むために母校社高校の５名の高校生たち（卒業生）に本づくりに参加してもらったこと、地元に根づいた人の生きざまを通じてこの地らしさを描こうとしたこと、私自身がこだわった点を評価していただいたのはすごく嬉しいです。
『地元人』、なかなか理解されない中でもはるの文庫さん、鍛冶六のはまださん、作家の葦田不見さんにはじまり、少しずつこの本に目を止めていただける方が増えてきていることを実感しています。今回の受賞もそう。地方のひとり出版社が地元のチームでつくった小さな一冊に光を当てていただいたことに感謝しつつ、自分が信じる道を引き続き進もうと思います。『地元人』はこの加東市版で終わりではなく、始まりです。他の地域で第２、第３の『地元人』を展開していき、地域と地域、人と人をつないでいく。これが地元人プロジェクトの次なるビジョンです。この受賞を機に、次に向けて楽しんで取り組んでいきたいと思います！ ありがとうございました。https://x.com/stablobooks/status/1983309993123414353
スタブロブックス株式会社 代表 高橋武男
#日本地域コンテンツ大賞 2025