途方もない幕開け
2020年4月21日、
スタブロブックス株式会社の設立登記が完了しました。
法務局に提出した書類に問題がなければ、
この日4月21日が正式な設立日になる予定です。
予定です、と書いているように、
この文章は法務局での手続きが完了するよりも前に書いています。
いまの心境を刻んでおこうと思い筆を取りました。
フリーランスの書籍ライターとして2008年に独立後、
何十冊もの書籍の制作に携わってきました。
本づくりを続けるなか、次第に、
読者の皆さんに本当の意味で届く書籍を自分でつくりたい――
そんな思いが募っていきました。
何年もかけて意識を高めていき、
いざ出版社設立のために本格的に動き出したタイミングで、
世界中が大混乱に。
そうです。新型コロナウイルス。
なぜこのタイミングなのか。
何か意味があるのだろうか。
意味があるのならそれは何なのか。
自問自答しても答えなんて出ませんが、
自問自答するしかない日々が続きました。
それでも立ち止まることなく、
計画どおり2020年4月中に出版社を設立する。
考えるほど走るスピードがにぶるので、
考えずに突っ走ったほうがいい、
そんな気持ちで設立準備を続けました。
そして何とか無事に登記の手続きを完了できたわけですが……
本格的な本づくりはまだ先になりそうです。
何でこのタイミングなのか。
相変わらず考えた末、ひとつ決めました。
本の売り上げの1%を今後、毎年恒常的に寄付する
・2020年度・2021年度
・2022年度・2023年度
本が売れるほど社会に僅かでも貢献できる。
こういう時期に立ち上げた出版社としての使命? 宿命? 運命?
なのかどうかわかりませんが決めました。
つくりたい本は、
「スタブロブックス」という社名にあらわしました。
「スタブロ」の由来は、
陸上競技の「スターティングブロック」です。
選手はスタブロをけり、
一歩を踏み出しゴールをめざします。
このスターティングブロックのように、
読者の皆さんの一歩を後押しできるような本をつくっていきたい、
そんな思いを社名に込めました。
あと、地元の田舎にUターンしてから
思い描いてきたのが地方発の本づくり。
兵庫県加東市という、
あまり知られていない田舎で運営する出版社だからこその、
地方発の良質のコンテンツを掘り起こして発信していきます。
スタブロブックス株式会社
代表取締役 高橋武男
会社概要
名称 | スタブロブックス株式会社 |
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所在地 | 〒673-1446 兵庫県加東市上田603-2 |
設立 | 2020年4月21日 |
代表取締役 | 高橋武男 |
事業内容 | 書籍の制作・発行・販売、出版物・広報媒体の企画・編集・制作 |
URL | https://stablobooks.co.jp |