株式会社スタブロブックス -一歩を後押しする本づくり-
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株式会社スタブロブックス -一歩を後押しする本づくり-

〒673-1446 兵庫県加東市上田603-2 TEL : 0795-20-6719 FAX : 0795-20-3613

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スタブロブックスとは
- ABOUT -

一歩を後押しする本づくり。
スタブロブックス

途方もない幕開け

2020年4月21日、

スタブロブックス株式会社の設立登記が完了しました。

法務局に提出した書類に問題がなければ、

この日4月21日が正式な設立日になる予定です。

 

予定です、と書いているように、

この文章は法務局での手続きが完了するよりも前に書いています。

いまの心境を刻んでおこうと思い筆を取りました。

 

フリーランスの書籍ライターとして2008年に独立後、

何十冊もの書籍の制作に携わってきました。

 

本づくりを続けるなか、次第に、

読者の皆さんに本当の意味で届く書籍を自分でつくりたい――

そんな思いが募っていきました。

 

何年もかけて意識を高めていき、

いざ出版社設立のために本格的に動き出したタイミングで、

世界中が大混乱に。

 

そうです。新型コロナウイルス。

 

なぜこのタイミングなのか。

何か意味があるのだろうか。

意味があるのならそれは何なのか。

 

自問自答しても答えなんて出ませんが、

自問自答するしかない日々が続きました。

 

それでも立ち止まることなく、

計画どおり2020年4月中に出版社を設立する。

 

考えるほど走るスピードがにぶるので、

考えずに突っ走ったほうがいい、

そんな気持ちで設立準備を続けました。

 

そして何とか無事に登記の手続きを完了できたわけですが……

本格的な本づくりはまだ先になりそうです。

 

何でこのタイミングなのか。

相変わらず考えた末、ひとつ決めました。

 

本の売り上げの1%を今後、毎年恒常的に寄付する
・2020年度・2021年度
・2022年度・2023年度

 

本が売れるほど社会に僅かでも貢献できる。

こういう時期に立ち上げた出版社としての使命? 宿命? 運命?

なのかどうかわかりませんが決めました。

 

つくりたい本は、

「スタブロブックス」という社名にあらわしました。

 

「スタブロ」の由来は、

陸上競技の「スターティングブロック」です。

選手はスタブロをけり、

一歩を踏み出しゴールをめざします。

 

このスターティングブロックのように、

読者の皆さんの一歩を後押しできるような本をつくっていきたい、

そんな思いを社名に込めました。

 

あと、地元の田舎にUターンしてから

思い描いてきたのが地方発の本づくり。

兵庫県加東市という、

あまり知られていない田舎で運営する出版社だからこその、

地方発の良質のコンテンツを掘り起こして発信していきます。

 

スタブロブックス株式会社

代表取締役 高橋武男

会社概要

名称 スタブロブックス株式会社
所在地 〒673-1446 兵庫県加東市上田603-2
設立 2020年4月21日
代表取締役 高橋武男
事業内容 書籍の制作・発行・販売、出版物・広報媒体の企画・編集・制作
URL https://stablobooks.co.jp
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スタブロブックス

stablobooks

2020年4月21日設立。兵庫県加東市のひとり出版社です。社名の由来は陸上競技のスターティングブロック。「その一歩を後押しする本づくり」を大切にします。
☆2025.3.21『地元人』(創刊号:兵庫加東)発売!

この道からいつも走り出している。 この道からいつも走り出している。

#地元人とオレ
#地元人
#ジモトブックス
『#所在表明』という本を2年ほど前に企画した。埋もれている人たちから痛みのあるエッセイを募り、自らの所在を明らかにしてもらう企画。私自身のためでもある。「所在表明」という言葉は私の勘違いから生まれた。『ローカルクリエーター』を読んだISSEYさん @issey81 が「この本はまさに高橋さんの所信表明」と書いてくれた言葉を「所在表明」と読み間違えたのだ。「所在表明」——勘違いから生まれたにしてはいい言葉だ。

先日訪問した本屋で店主さんと1時間ほど話した。その際店主さんは「自分は何も発しない。自ら選書し本棚に並べているこの本たちが私の態度」といった趣旨の言葉を伝えてくれた。

態度。

私は出版を通じてどんな態度を表明しているのだろう。

もうひとつの企画が生まれた。

『#態度表明』

*

『#所在表明』私がここにいる理由。
『#態度表明』私が私であろうとする理由。

#地元人とオレ
#地元人
#ジモトブックス
地元を「つくるまち」にする 版元ド 地元を「つくるまち」にする

版元ドットコム「版元日誌」寄稿
https://www.hanmoto.com/nisshi1191

(以下全文)

地元を「つくるまち」にする

2025年3月21日、『地元人』(創刊号:兵庫加東)というローカル・マガジンを創刊しました。

地元の人たちとチームを組み、地元の本をつくり上げる出版プロジェクトです。小学校の元教諭、文化施設のスタッフ、市役所や市内大学附属図書館の職員、ご結婚を機に加東市に移住された女性アーティスト、住職、地元の高校生たちなど多様な人たちが関わり、「人」を軸に地域を見つめるフィールドワークをおこないながら1年半をかけて一冊の本に仕上げました。

いま振り返れば、「地元でつくる」を地でいく出版プロジェクトだったと思います。

この『地元人』は発起人の私が10年の構想を経て実現させた一冊でもあります。だから売り急ごうとは思っていなくて、それこそ10年をかけてじっくり売っていこうと決めています。でも、それだけでは経営は立ち行きません。資金的な不安を常に抱えながら、出版社を続けていこうとする気持ちを奮い立たせるのはかんたんではない、というかすでに挫折しかかっています。

そんな中でも、「少しでも面白いことをしたい」という気持ちだけは消えないのです。

私がいま、密かに楽しんでいるのが、『地元人』の本を生活のあちこちにそっと置いて、写真を撮り、ひと言添えてInstagramにアップしていく試みです。

最初は、特徴的な表紙を多くの人に見てもらい、「この本、どこかで見たことあるな」と思ってもらえたらいいな、という軽い気持ちからでした。でも、ある日ふと思ったんです。

――これ、写真集にしたらどうだろう?

そうだ。小さなZINEとして、この写真を一冊にまとめよう。『地元人』のスピンオフ企画として、「リトルZINE」としてつくるのです。ISBNは付けない。基本的には自社限定販売にして、面白がってくださる書店さんには直取引で置いていただく。特別感を出しつつ、自社サイトに人を呼び込む導線にもなる。何より自分が楽しい。そう思いました。

そんなことを考えていたある日、おかやま文学フェスティバルに出店した際に一箱古本市の生みの親でもある南陀楼綾繁さんから勧められた『本の教室はじめます~「いしのまき本の教室」の記録~』を半身浴をしながら何気なく読んでいたんです。すると、本屋・生活綴方の中岡祐介さんのトークイベントの記事が目にとまりました。

「面白いまちは、何かをつくっているまち。」

この言葉に、点と点がつながりました。

そうだ。地元を「つくるまち」にしよう。

ここからは私の妄想です。

地元の加東市の小学校が統廃合されていく中で、私の母校もついに今年、廃校となってしまいました。その校舎から、リソグラフの印刷機を譲り受け、自宅兼事務所の一角に設置します。そして「リトルZINEスタジオ」を立ち上げるのです。

いずれは、スタジオとしての拠点を持ち、さらに活動の幅を広げたい。

最初の取り組みは、地元の子どもたちと一緒にZINEをつくる授業です。『地元人』をつくったときのように、自分たちの足で地域を歩き、それぞれに「面白い」と思った人や場所、出来事を記事にして、写真を撮って、ZINEにまとめていく。そういう授業をキャリア教育として提案したいのです。

並行して、『地元人』に登場してくれた人たちや、「じつは私も書いてみたかった」と声を上げてくれた人たちとZINEをつくっていく。それらを地元製の「リトルZINE」として販売していく。

地元の人だけでなく、他地域の人にもリソグラフを貸し出します。加東市を、ほんとうに「つくるまち」にするのです。

じつは、ここに至るまでには、もうひとつの原体験がありました。

いまから20年以上前の20代前半の頃、私はアジアを旅しながら写真を撮るバックパッカーでした。将来は田舎の自宅で暮らしながら、自分の好きな仕事で生きていきたい――そんなライフワークビジョンを抱いてライターを志しました。

旅先で撮った写真にエッセイを添えた写真集をつくり、広告会社の社長に送りつけたことがあります。すると、「文章はへたくそやけど感性がいい」と言ってもらい、雇ってもらえたんです。それが、私がライターになったきっかけでした。

いま思えば、あのとき自分でつくったアジア放浪写真集=ZINEこそが、私の人生を切り開いたのだと思います。出版社を立ち上げた現在地も、その小さな点の延長線上にあります。

先日、その20年前につくったZINEを久しぶりに開いてみました。

「……なかなか、いいやん」

そう思えたことが、なんだか嬉しかった。

いま、私はZINEをつくる取り組みをもう一度、復活させようとしています。そして地元と掛け合わせようとしている。1000部~4000部の本をつくってきた私にとっては後退のように思えますが、新しい試みとしては新規事業です。

スタブロブックスを立ち上げて、2025年4月21日で丸5年。もう後がない、そう思っていた私に、またひとつ、軽やかな楽しみが生まれました。

#地元人 
#ジモトブックス
#スタブロブックス 
#加東市
母が好きだった花を、生け花の先生をしていた父が、地元の幼馴染のアーティスト竹内紘三の作品に生けてくれた。

#竹内紘三 
#地元人
再出発に向けて
https://qr.paps.jp/FAvZF

※プロフィールにもリンクを貼っています。
動き出すと、動き出す。 新しいこと 動き出すと、動き出す。

新しいことを始めると理解されない。

『地元人』もそう。

でも動く。

エネルギーを動かす。

体を動かす。

すると物事が動き出す。

そう信じて。

#地元人とオレ
#地元人
#ジモトブックス
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